2010年07月31日

羊たちの沈黙

(THE SILENCE OF THE LAMBS)

1990年に制作されたサイコ・スリラー映画の最高傑作です。
(日本での公開は1991年6月)

アカデミー賞でも、このジャンルの映画として珍しく多くの賞を獲得しました。(作品・監督・主演女優・主演男優賞)

トマス・ハリスの原作よりも、サイコ的要素さらにスリリングな展開が
増しております。



監督: ジョナサン・デミ
製作: エドワード・サクソン
ケネス・ウット
ロン・ボズマン
製作総指揮: ゲイリー・ゲッツマン
原作: トマス・ハリス
脚本: テッド・タリー
撮影: タク・フジモト
音楽: ハワード・ショア

出演
ジョディ・フォスター
アンソニー・ホプキンス
スコット・グレン
テッド・レヴィン
アンソニー・ヒールド
ケイシー・レモンズ
ダイアン・ベイカー
ブルック・スミス
フランキー・R・フェイソン


猟奇殺人で捜査に行き詰ったFBIは、訓練生のクラリスに元精神科医で
殺人鬼ハンニバル・レクターに、今回の猟奇殺人の事件の解決する糸口を
見出させようとした。

2人はレクターが収監されている場所で対面するが、そこでレクターは、
クラリスの過去を聞きだし、事件の全貌を提示します。

この場面は映画のクライマックスで、名優2人の演技は緊張感と存在感
に溢れ、抜群の演技を見せてくれました。


posted by fumon at 10:27| Comment(0) | サスペンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月30日

マルコムX

(MALCOLM X)

1992年に制作されたアメリカ現代史的作品です。(日本での公開は1993年2月)

マルコムXというキング牧師と並ぶ、アメリカン黒人社会の精神的支柱
となった人物の伝記映画です。黒人として生を受け、偏見と差別の中で
ブラック・ムスリムでの活動を通して、黒人の解放に力を尽くしました。



監督: スパイク・リー
製作: マーヴィン・ワース
スパイク・リー
原作: アレックス・ヘイリー
脚本: アーノルド・パール
スパイク・リー
撮影: アーネスト・ディッカーソン
編集: バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽: テレンス・ブランチャード

出演
デンゼル・ワシントン
アンジェラ・バセット
アル・フリーマン・Jr
アルバート・ホール
デルロイ・リンドー
ケイト・ヴァーノン
テレサ・ランドル


スパイク・リーの代表作であり、デンゼル・ワシントンにとっても忘れる
ことが出来ない作品です。

マルコムXの評価はこの映画で不動のものになったと考えて良いと思います。




posted by fumon at 13:27| Comment(0) | 社会派ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

シンドラーのリスト

(SCHINDLER'S LIST)

1993年に制作された映画です。(日本での公開は1994年2月)
アカデミー賞では多くの賞を受賞しております。

■作品賞
■監督賞:スティーブン・スピルバーグ
■脚色賞:スティーブン・ザイリアン
■撮影賞:ヤヌス・カミンスキー
■作曲賞:ジョン・ウィリアムズ
■美術賞
■編集賞

言うまでもなくホロコーストを描いた傑作です。ホロコーストとは何か
と考えると人類の悪が集約された結果とでも言いましょうか。人類の醜さ
そのものです。

ユダヤ人差別はドイツだけでなく、ヨーロッパ全土で行われておりました。
そして歴史上何度もポグロム(大虐殺)がありました。

20世紀のドイツではナチスが誕生し、ユダヤ人問題の最終解決という名目
で、人類史上劣悪なホロコーストへ邁進したのです。そこははキリスト教
信者の黙認も見逃せませんし、協力したものさえいたでしょう。

第二次大戦が終わり、その蛮行が白日のもとに晒されてようやく、事実を
知ることが出来ました。

現在もイスラエル建国によって、ユダヤとアラブの政治的対立、宗教的
対立が続いております。別の見方をすればヨーロッパにおけるにユダヤ
人の最終解決のひとつはシオニズムだったのかも知れません。




監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作: スティーヴン・スピルバーグ
ジェラルド・R・モーレン
ブランコ・ラスティグ
製作総指揮: キャスリーン・ケネディ
原作: トーマス・キニーリー
脚本: スティーヴン・ザイリアン
撮影: ヤヌス・カミンスキー
美術: アラン・スタルスキ
衣装デザイン: アンナ・B・シェパード
編集: マイケル・カーン
音楽: ジョン・ウィリアムズ

出演
リーアム・ニーソン
ベン・キングズレー
レイフ・ファインズ
キャロライン・グッドオール
ジョナサン・サガール
エンベス・デイヴィッツ
マルゴーシャ・ゲベル

第二次世界大戦中ポーランドのクラクフにやって来たドイツ人実業家の
オスカー・シンドラーは、ユダヤ人が所有していた工場の払い下げを
受け、ユダヤ人たちをただで使って事業を行ったいた。
そこでナチの親衛隊員がユダヤ人を虐殺するのを目撃したシンドラーは
ユダヤ人たちを救おうとするものです。

スピルバーグの傑作に間違いないのだが、テーマが重すぎて未だにどう
いう意見を述べれば良いのか解からなくなる作品でもあります。

もちろん、この悲劇に涙し、感動をおぼえるのですが、ホロコーストと
いう人類の蛮行を考えるとうまく言えなくなるのが事実です。

以前観たアンジェ・ワイダの「コルチャック先生」もホロコーストを
扱った作品でした。コルチャック先生はユダヤ人の子供たちを差別なく
教育を施し、人類の理想の姿を貫き、ホロコーストにも屈することなく
非暴力で立ち向かいます。結局、ユダヤ人と一緒に死ぬことになるので
すが、最後のセリフ「君たちは間違っている。」というセリフに心を
揺り動かされました。

しかし「シンドラーのリスト」を観てから、善人は人を救えず、悪人
くらいが人を救えるという現実が重く圧し掛かりました。

ある意味仕方ないのかも知れません。





posted by fumon at 12:19| Comment(0) | 社会派ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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