2010年09月25日

太陽に灼かれて

UTOMLYONNYE SOLNTSEM
BURNT BY THE SUN

1994年に制作された映画で、アカデミー賞外国語映画賞ならびに
カンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞しました。ちなみパルム
ドールは「パルプ・フィクション」でした。
(どう考えても「太陽に灼かれて」が上です)

日本での公開は1995年7月


内容はスターリンの独裁体制時代に吹き荒れた大粛清のなかで、かつて
の恋人を訪ねた秘密警察員のドミトリと、今はロシア革命の英雄コトフ
大佐の妻となり、ナージャという娘もいるマルーシャの悲恋で、その影
には隠された陰謀が鮮やかなドラマの中に埋め込まれております。

映像の美しさ、演出の妙、迫真の演技どれも素晴らしい出来です。



スターリン時代の悲劇と残酷さは筆舌に尽くしがたいものがあります。

社会主義(共産主義)の持つ暴力性が描かれております。

これだけの作品、未だDVD化されていないのが残念でなりません。





posted by fumon at 14:03| Comment(0) | 社会派ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月22日

ベニスに死す

(DEATH IN VENICE)

1971年に制作・公開された映画でルキノ・ヴィスコンティーの最高傑作です。

美の究極を求めたヴィスコンティー芸術とも言える作品で、トーマス・マンの
原作、マーラーのシンフォニーが織なすドラマは世紀末的美を再現しております。

ベニスという歴史ある舞台がさらなるドラマのシチュエーションを盛り上げて
いる事も確かです。



監督: ルキノ・ヴィスコンティ
製作: ルキノ・ヴィスコンティ
製作総指揮: マリオ・ガロ
ロバート・ゴードン・エドワーズ
原作: トーマス・マン
脚本: ルキノ・ヴィスコンティ
ニコラ・バダルッコ
撮影: パスクァリーノ・デ・サンティス
音楽: グスタフ・マーラー

出演
ダーク・ボガード
ビョルン・アンドレセン
シルヴァーナ・マンガーノ
ロモロ・ヴァリ
マーク・バーンズ

ドイツの作曲家アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は静養の為に訪れたベニスで、
究極の美少年タージオ(ビョルン・アンドルセン)に出会い、心を奪われていきます。

そしてベニスを襲う疫病の中で、アッシェンバッハは肉体の衰弱と禁断の感情から
齎された退廃的精神の中で最後を迎えてしまうというストーリーです。



posted by fumon at 23:59| Comment(0) | ヒューマン・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

十二人の怒れる男

(12 ANGRY MEN)

1957年に制作された映画、リメイクや舞台化でも有名な作品です。
(日本での公開は1959年)

法廷劇の代名詞と言える作品で、12人の陪審員が一人の少年の犯罪の前に
人間の強さと弱さから来る葛藤が一つの結論に導かれる様は圧巻の一言です。




監督: シドニー・ルメット
製作: レジナルド・ローズ
ヘンリー・フォンダ
脚本: レジナルド・ローズ
撮影: ボリス・カウフマン
音楽: ケニヨン・ホプキンス

出演
ヘンリー・フォンダ 陪審員8番
リー・J・コッブ 陪審員3番
エド・ベグリー 陪審員10番
マーティン・バルサム 陪審員1番
E・G・マーシャル 陪審員4番
ジャック・クラグマン 陪審員5番
ジョン・フィードラー 陪審員2番
ジョージ・ヴォスコヴェック 陪審員11番
ロバート・ウェッバー 陪審員12番
エドワード・ビンズ 陪審員6番
ジョセフ・スィーニー 陪審員9番
ジャック・ウォーデン 陪審員7番


この映画に素直に感動したものの、改めて考えると裁判での
弁護士はやる気がなかったのだろうかという率直な疑問も
生まれたことは確かです。


posted by fumon at 04:15| Comment(0) | 社会派ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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