2010年04月27日

エミール・クストリッツァ

(Emir Kusturica)

1954年11月24日生まれ、旧ユーゴスラビアのサラエヴォ
(現ボスニア・ヘルツェゴビナ領)出身です。

カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンなどの世界三大映画祭で
監督賞をすべて受賞し、さらにカンヌではパルムドールを
2度受賞している現代のカリスマ的巨匠です。

彼の映画はユーゴスラビアの魂を撮り続けているような気
がします。

もともと、セルビア人の父とムスリムの母の裕福な家庭で
育ち、映画にはそれほど興味などなかったのですが、無理
矢理、親に映画学校に押し込まれ、映画に目覚めた変わり種
でした。

しかし、その才能は凄まじいものがあります。

1981年の「ドリー・ベルを憶えてる?」でヴェネツィア映画祭
新人監督賞を受賞。
1985年は「パパは、出張中!」ではカンヌ映画祭パルム・ドール
1989年は『ジプシーのとき』でカンヌ映画祭の監督賞を受賞。

20代から30代で賞総ナメ状態です。

1990年にアメリカに移住し、「アリゾナ・ドリーム」を完成させ
ましたが、ちょうどその時、ボスニア紛争が始まり彼の映画も
ユーゴスラビアの根源に迫る戦争ものに傾斜しました。

そこで1995年に傑作「アンダーグラウンド」を完成させました。

彼の映画のランキングはこうなります。

1、アンダーグラウンド
2、パパは、出張中
3、黒猫・白猫
4、ライフ・イズ・ミラクル
5、アリゾナ・ドリーム

やはり、「アンダーグラウンド」はユーゴの現代史を170分
にまとめた長大な叙事詩であり、そのエネルギーはスラブ
民族のパワーを映画に詰め込んでおります。



posted by fumon at 23:55| Comment(0) | 監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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